お金に困ったのは20代前半のころでした。
当時自家用車を使わなければならない仕事を始めました。
しかし仕事で使える車を持っていなかったため仕事用の車が必要になりました。
そのころは貯金がほとんどなかったため格安で車を手に入れようと思っていたところ、友人が車を手放すため売ってくれることになりました。
金額は10万円でした。
自分はそれだけのお金もなかったので、親に借りることにしました。
親もそんなにゆとりのある経済状況ではないので申し訳ないと思いつつも利子のない「親ローン」は魅力的でした。
親には仕事のために車が必要であることを話し、貯金が貯まったら返済する旨も伝えました。
親は仕事であればしょうがないという反応でした。
10万円はすぐに貸してくれました。
お金を借りたおかげで仕事を始めることができ、以前よりも給料を多く得ることができるようになりました。
お金の返済方法については具体的に話し合わなかったために、お金がある程度貯まっても何年も返済できないでいました。
それでも借金のことは忘れませんでした。
数年経って親もお金を貸していたことを忘れていましたが、お金を返さないことは心の中でずっと引っかかっていたため、意を決して借りていたお金を3ヶ月ほどで返済しました。
借りてから10年ほど経過していました。
これからお金を借りる方には返済のことを良く考えて借りたほうが良いと思います。
特に親から借りる場合は甘えがまかりとおりやすいため返済のしっかりとした約束をしたほうが親孝行だと思います。
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