私のお金が無くなったのは30代半ばの頃です。
会社でストレスが溜まって体を壊す事が多くなり、遂には会社をやめてしまいました。腰を痛めてしまい次の仕事もなかなか見つかりませんでした。
車を持っていたのでその借金が残っており、マンションの家賃も払わなくてはいけないので、非常に困っていました。
そして遂にギャンブルに手を出してしまい、パチンコや競馬をするようになってしまいました。当然負けが多いので資金は底をつき、サラ金に借りるようになりました。
あっという間に借金は車の借金と合わせて、200万ほどになってしまいました。
親に頼ったきっかけは、ずっと会っていなかったのですが、ある日たまたま父親に会う事になり、私の元気の無い姿を見て、何かあったのか?と聞かれ、思わず話してしまいました。
実は仕事もやめてしまい借金が増えてどうにもならないと、正直に全部打ち明けました。必ず返すので200万円ほど貸して欲しいと切り出しました。
父親の反応は驚いて黙っていました。何を言っていいかわからないという様子でした。
最終的には月50万円ずつ4回に分けて銀行に振り込んでくれました。
おかげでサラ金には早期返済できるようになり、金利が安く済みました。現在は仕事も見つかり落ち着いてきたので、月5万円ずつ親に返済しています。
親にお金を借りる時にはあまりかっこつけたりせずに正直に話す事だと思います。
お金はコツコツ貯金していけば必ず後で役に立ってくれるので、貯金する事も大事だと思います。
余裕のある時は100円を小銭だと思っている方も多いと思いますが、お金をが無い時に見ると全然価値が違います。正常な金銭感覚を養うのが大事だと思います。