» 副業・バイトのブログ記事

私は勤めていた大手製造メーカーの管理職になっておりました。

が今後の仕事の幅、キャリアとしての平凡さを危惧し、2010年に、ベンチャー企業へマーケティング担当役員として参画しました。

私が元の勤め先に退職の意志を伝え、上長からの慰留に対しても固辞。

社内、得意先に退職することがオープンになったちょうど翌日、ベンチャー企業内部で空中分解が起きておりました。

30歳になる年でした。

ベンチャー企業に入社することなく、私は無職となりました。

なんの技術も無いままIT企業を設立

見込んでいた定期収入も無くなりました。

しかし、ベンチャーでのキャリアを積みたかった私。

そのまま当時流行であったWEBの受託ならば独学で稼げると聞き、なんの技術も無いままIT企業を設立しました。

お勉強だけは得意だったので、なんとかなるだろう、という甘い考えでした。

売上はすずめの涙

無収入になり、月々の生活費と加えて事業運営資金をまかなうには最低30万円の売上が必要でした。

が、営業をかけども営業をかけども売上はすずめの涙ほどしか上がりませんでした。

大企業に勤務時代、給料は良かったのです。

が、ほとんどのお金が社内接待に消えていた私の預金残高はみるみるうちに減っていきました。

そこからは必死

そこからは必死でした。

営業は出来るが技術がないので、まともな仕事が受注できない。

ただ時間を掛ければ確かに独学でも技術はつきそうだ、と感じました。

それで私は朝から夕方までWEB受託、夕方以降や土日を短期バイトなどを入れることで生活維持を果たしました。

身体を壊したらどうしよう、という恐怖に常に襲われていたのは事実

今までアルバイトをしたことが無かったため、意外と世の中を知る意味で楽しく働くことが出来ました。

が30歳を過ぎていましたので、身体を壊したらどうしよう、という恐怖に常に襲われていたのは事実です。

1年間かけてアルバイト収入無しでも生活費を稼ぐことが出来るように

WEB受託の仕事に関しては営業をかけ、得意先が増えると、毎月の定額収入や定期の仕事が増えてきました。

その結果、1年間かけてアルバイト収入無しでも生活費を稼ぐことが出来るようになりました。

現在は、定期収入15万円に新規受注20万円といった感じ

大体毎月の定期収入15万円に新規受注20万円といった感じです。

インターネットにつながったパソコンがあれば、不労所得ではないですがインターネットを介した時間と場所に囚われない労働所得も得ることが可能です。

最近では3万円前後でも十分な性能を持ったパソコンを購入することも可能です。

なので、是非、収入源の一つとして検討されることをお勧め致します。

広告

 

私が最もお金に困ったのは、東京に引っ越して来て2年経った30歳の時です。

翌月にはまとまったお金が入る予定だったし、貯金もある程度あったので、車を買いました。

不動産の更新料が20万円

ところがその直後、不動産会社から契約更新の案内が届き、更新料が20万円以上かかると知りました。

更新時期も迫っていて、2週間ほどしか間がなく、しょうがなく払ったところ、貯金は底を着きました。

食事などは家にあったもので何とかしのげるのですが、財布の中は小銭だけになってしまいました。

給料日まで5日。

お札がないのはすごく不安でした。

追い打ちのように電気料金の支払いが

家に帰ってポストを確認したら、電気の検針票が入っていました。

口座には数千円残していたのですが、3千円ほど不足。

次の電気料金の引き落としまでにお金を入れないと駄目だと分かりました。

しょうがないので会社が休みの土日にバイトをしようと、派遣会社に登録し、仕事の紹介を待ちました。

やっと紹介された仕事は、電車で一時間もかかる場所

事務仕事が良かったのですが、贅沢も言っていられません。

とてもあせって、一刻も早くお金を作りたいと言う気持ちでした。

何でもやりますと言い、やっと紹介された仕事は、住んでいる場所から電車で一時間もかかる場所でした。

財布に残った小銭から電車賃を払い、バイト先の最寄の駅に着いたのですが、そこから更にバスで移動すると言われました。

バス代を払い、現場に着き、バイトを終えて帰るときには、財布には電車賃分しかありませんでした。

しかたないので、現場から駅まで3時間徒歩で帰りました。

7千円のバイト代をその日のうちにもらえ、翌日に口座に入れたました。

特にお金を借りることなく済んだので、返済などは必要ありませんでした。

ぎりぎりになる前にバイトを

現在、お金に困っている人は、ぎりぎりになる前にバイトでも何でもして少しでもお金を作った方がいいと思います。

広告