私は現在20代の人間です。
ゆとり世代とは言いませんが、生ぬるい日本のポカポカ環境に甘やかされて育った世代です。
そんな私が、ほんの数年前にホームレスになったときの実話です。
大学在学時にホームレス
私は、大学在学時にホームレスになりました。
両親とともに住んでいたのですが、両親が借金で家を競売にかけなくてはいけなくなりました。
もちろん、そうなったら家に住むことは出来ません。
なので家を出ることになったわけです。
両親は住み込みで働きに出るということでした。
私は外見上だけでも強気で見せて自分でなんとかすることを宣言しました。
当然家なんて用意できません。
しかし、当然家なんて用意できません。
蓄えとして持っていたお金も本当に微々たるものでどうしようもありませんでした。
ですので、自分の住所だけでも知人の家に置かせてもらい、後は地道にお金を稼ぎました。
そして公園のベンチやネットカフェで寝る毎日を送りました。
半年くらいそんな生活を続けて、ようやく初期資金だけためることが出来ましたので家を借りようと思ったのです。
手持ちの資金が足りず
しかし、持っているお金では礼金をどうしても払えませんでした。
どんな不動産に言っても、理由をつけて数か月分の家賃代と礼金を要求されました。
それで困ったのです。
礼金15万円がどうしてもほしかったわけです。
礼金のためにアイフルから20万借りました。
バイトをしようとも考えましたが、さすがにこれ以上は身体的にもマズイと思いました。
なので、身分証明書としてもっていた原付の免許証と給料の明細書などの証明書でアイフルから20万お借りしました。
必要だったお金は全て満たされました。
そのおかげで、ようやくまともに寝れる場所を確保出来たのです。
20万くらいなら返済も楽
20万程度のお金でしたので、返済も楽でした。
月8000円を3年かけて返しました。
携帯電話を解約して、その分を借金返済にあてたおかげで、今は借金はありません。
人生、借金して破綻しても復活はできる
ホームレス中に大学も退学してしまい、本当に辛かったです。
ですが、今ではパソコンを自宅で出来るくらいには生活が改善されています。
もし、本当にお金が無くて困っているのならば、目的をしっかりと見据えて計画的にお金を借りると良いと感じます。
もちろん、その中で自分が努力することも忘れてはいけません。
気持ちが沈んでいるときほどネガティブな思考に襲われてしまいます。
そんなときにはムリをせずに、必要分だけは誰かにお金を用意してもらうのも良いと思うのです。
実際、私はそれで救われました。
諦めずに頑張れば未来は見えてきます。
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