妹夫婦が離婚をしてしまいました。
まだ、30代半ばの同い年の夫婦でした。
義弟が、消費者金融に借金することを、やめることができず、とうとう離婚となったのです。
最初に妹が気がついたときは、借入金は400万円にも膨れ上がっていました。
妹夫婦には1人息子がいたのですが、その子の貯金箱の中の小銭が少しずつなくなったことが、発覚のもととなりました。
ギャンブルが借金の理由でした。
パチスロです。
最初は軽い気持ちで一社から借りて、その返済のためにまた、他社から借りてとなり、あっという間に400万円もの借り入れになりました。
子どもの貯金箱からとった小銭で、昼食などを食べていたそうです。
子どもは、家に泥簿が入ったと信じ込み、おびえていました。
妹は、そのことを夫に相談したとき、泥棒が入ったかもしれないのに、「大丈夫、大丈夫。
他のものはとられていないんだから」と軽く受け流したそうです。
そのとき、おかしいと気がついたようです。
結局その400万円は、妹が結婚前から貯めていた貯金を崩して、代わりに返済をしました。
今思えば、と妹が話したことがあります。
通帳を見せて、といったら、
「キャッシュディスペンサーでお金を下ろしたときに、通帳の記入がいっぱいになって、返ってこなかった。
だから、今は手元にない」
といったことがあったそうです。
また、「会社の車を乗っていてぶつけてしまって、修理に10万円かかるから、お金をちょうだい」と何度も同じような話をしたことも変だなと思ったそうです。
なんだか変だと気がついたそのときに、もっと追求していれば、数百万円もの借金にはならなかったかも、と言っています。
離婚もしないですんがのかもしれません。
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